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透析における検査データ

透析看護、透析検査データ

透析患者さんの検査データの見方

まずは、透析のデータをみます。
透析により老廃物がきちんと体外に除去されているかを評価するためにみる検査項目は「尿素窒素」や「クレアチニン」です。

透析前後の数値を比較することで、透析による老廃物の除去量を確認します。

腎不全による貧血の程度をみる

腎機能の低下により、赤血球の産生を促進するホルモンであるエリスロポエチンの産生が低下するため、貧血になりやすく、腎機能正常者とは目標値が異なることが特徴です。


ヘモグロビンの数値が低いときに貧血が考えられますが、
エリスロポエチンの産生低下か鉄分不足かを判断するために、
フェリチンを確認します。

鉄欠乏性貧血であれば、鉄剤投与になります。


「ヘモグロビン」 基準値は10-11g/dl ヘモグロビンは赤血球の中に含まれる血色素の濃度を示し、貧血の指標となります。安定した患者さんでは月に1-2回採血して、エリスロポエチン製剤の寮が適正か確認します。
「フェリチン」 基準値は100ng/ml 組織の貯蔵熱の量を反映。鉄欠乏状態では低値になります。体内でテル分が不足すると、まずは貯蔵鉄を使って補い、貯蔵鉄でおぎなえなくなると、血中の鉄分を使用して補います。それでも不足するとヘモグロビンが低下してしまいます。

骨代謝を見る

骨はリンとカルシウムが結びついて作られています。

腎機能正常者では、食事から摂取したリンは腸から吸収され、骨などの必要な組織に運ばれ、残りは尿から排泄されますが、
腎不全では排泄されず、蓄積しやすくなります。

そのため、リンを抑えるために透析やリン吸着薬の服用、食事でのリンを制限します。

腎不全ではビタミンDの活性化が障害されるため、カルシウムの吸収が低下して、血中のカルシウムが低下します。

血中のカルシウムの低下とリンの上昇は、副甲状腺ホルモンの分泌を促し、骨からカルシウムが出てきたり、骨がもろくなったり、骨以外のところに石灰化が起こる危険があります。

リンの基準値は3.5~6.0mg/dl  カルシウムの基準値は8.4-10mg/dl

看護師透析

電解質を見る

尿がほとんど出ない患者さんが、生野菜や果物などのカリウムを多く含む食品を取りすぎると、高カリウム血症となります。

不整脈や心停止を起こすこともあり危険です。

カリウム値が上がりすぎないように、食事や薬、透析で調節する必要があり、患者さんにはカリウムを含んだ食品を取りすぎないように指導します。
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